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糖質制限により境界型糖尿病から脱出。血糖値は正常値へ

この記事は40代の男性に書いていただきました。

………

 はじめまして、私は今年40歳を迎えた男性です。私は3年ほど前から年に1度、定期的に人間ドッグを受けるようになりました。三年前に初めて人間ドッグを受けた時は特に目立った異常は無かったのですが、ただ先生から「若干血糖値が高めだ」というご指摘を受けました。俗にいう糖尿病予備軍(境界型糖尿病)ですね…

 その頃は特に気にかけてもいなかったのですが、毎年人間ドッグを受けるたびに血糖値の上昇を指摘され、そして、今年受けた人間ドッグで先生の方から『今の調子で血糖値が上昇し続けると、来年か再来年には糖尿病と診断しざるを得ない』と告げられました。

 今まで、何の気にもとめてなかった私ですが、さすがにこの指摘には動揺を隠せませんでした。

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糖質制限を始める

 そもそも血糖値上昇のハッキリとした理由は分かっていなかったのですが、恐らくストレスや食べ過ぎが原因ではないか?という指摘を受け、先生と相談の上で食生活等を見直す事にしました。

 まずは自分なりに食生活において、何が血糖値に影響しているかを考えました。
●炭水化物の過剰摂取
●お菓子やジュースといった嗜好品の過剰摂取
●食べ合わせ
●不規則な食生活

 この中でも、最も影響が大きいのは炭水化物のか過剰摂取ではないかと考えました。実は私、炭水化物が大好きで、白米は決まって毎食大盛りで2杯、ラーメン屋に行けばラーメンの大盛りとチャーハンを頼む程の大食いでした。ラーメンもチャーハンの糖質の塊です。

 しかし、いきなり炭水化物の量を減らすのも、正直かなりの抵抗がありました。先生いわく、食べる量を減らすのではなく、炭水化物を減らして、その分の炭水化物以外の物を食べれば良いというアドバイスをうけたので言われた通りの事を実践してみました。

 どのような事をしたかと申しますと、

〇ラーメン店でラーメンとチャーハンの炭水化物同士の組み合わせを注文するのではなく、ラーメンのみを注文する。

〇毎食白米を大盛り2杯食べていたのを一杯に減らす。

〇お菓子やコーラといった糖質の多い嗜好品を必ず毎日、口にしていたのですが、それを週に1回、土曜日だけにしました。本来なら嗜好品を断つ事が望ましいのでしょうが、我慢し過ぎてストレスを抱え込むのも多少問題かなと思い、頑張っている自分へのご褒美という事にしました。

〇それと同時に、食べ物の食いあわせや食べる順序にも気をつけてみました。まず最初に野菜を口にし、汁物→おかず→白米などの炭水化物といった順番で食べる癖をつけました。この順番にする事で糖の吸収を抑える効果があるそうです。

 正直、大食いであった自分が、ここまで糖質制限をするのはかなりの苦痛でした。糖質への欲求が強く、お米をたらふく食べている夢をみたくらいです。

 ですが、自分にとって最も大事であったのは糖質制限をして体重を落とす事、そして糖尿病を予防すること。そのため常に自分の体重を把握しておくために、一日に数回体重を計る事にしました。1回目は朝起きて排泄後に、2度目は夜の入浴後に、3度目は夕食後に…

 自分なりに1日に100gずつ痩せるという目標を掲げてました。特に夕食前の体重を重視し、体重の減りが悪い時には翌日の食事量をストレスを感じない程度に少し減らすようにしてみました。

糖質制限の結果

 その結果、1日に100gとまでは行きませんでしたが、2ヶ月で約5kg体重を落とすことに成功しまさた。糖尿病予備軍(境界型糖尿病)であった私ですが、2ヶ月で血糖値は正常値まで下げることに成功しました。この時に初めて、血糖値の上昇が糖質の過剰摂取であったことを認識しました。

 糖質制限を初めて、最初の2週間程度はキツかった…というよりも地獄でした。しかし2週間経ったあたりからさほど苦痛を感じなくなり、逆に毎日体重計に乗るのが楽しみになってきました。

 最初の2週間は体重の減り方も早かったのですが、それ以降はなかなか体重の減りが思わしくなく苦戦しました。そのために糖質制限以外にも毎日入浴時に、スクワットを100回程度(1度に100回はきついので何セットに分けて)やってました。

 以前比べ、今はだいぶ体が軽くなってきたと感じてます。以前は階段を上るのも足腰が少し痛くなったりもしてましたが、今は軽々と階段を上る事が出来ます。スクワットの効果もあってか、気持ちですが腹筋の上部が割れてきました。

 たかが5kg程度の減量ですが、体にかかる負担が大きく減ってきたようにも感じます。何よりも良かったことは糖尿病予備軍(境界型糖尿病)を脱出できたことです。油断すると元に戻る可能性が大なので糖質制限は一生続くでしょう。

[参考記事]
「糖質制限食(低炭水化物食)における糖質1日の必要量」

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